最近の歯科治療

患者さん毎に清潔なハンドピースを

患者さん毎に清潔なハンドピースを

患者さん毎に清潔なハンドピースを
当たり前なことですが、この事を出来る滅菌器はありませんでした。
当院ではDACユニバーサル2を導入しています。

毎回、患者さんごとにしっかり洗浄+注油+滅菌されたハンドピースで治療していますのでご安心下さい。もうアルコールで拭くだけの消毒では許されない。

当医院がDACユニバーサル2を導入する根拠
■法的安全性
DACユニバーサル2の使用は、英国および他のヨーロッパ諸国の保険省が発行する ”歯科医院での一次医療における汚染の除去が定義する、健康の技術的定款01-05に関する慣行要領を満たす” ことを意味します。
■規格に準拠
ヨーロッパの小型高圧蒸気滅菌器基準EN13060で定義されるクラスS の規格をクリアーするDACユニバーサル2は、タービンおよびコントラアングルハンドピースの除染効果に特に威力を発揮します。


当クリニックの滅菌について

当クリニックの滅菌について

稲毛駅前歯科医院では患者さんごとに器材の交換と滅菌・消毒、ディスポーザブル品の使用で使い回ししません。使用器具を、薬剤洗浄、消毒後、オートクレーブでタービン、診査・手術用具、3Wayシリンジ、切削バー、リーマーのみならずラバーカップなども可能な限り徹底滅菌しております。

またオートクレーブ滅菌出来ない物は、フタラール製剤、次亜塩素酸ナトリウム等で消毒。消毒出来ない物はディスポーザブル品(使い捨て品)を使用し院内感染の予防を行っております。


被ばく量の少ない歯科用CT導入

被ばく量の少ない歯科用CT導入


当院では被曝量を抑えたCTを導入しております。被曝量は、一回の撮影で従来の小さな歯のレントゲン写真約2枚分です。通常のレントゲン写真だと検査したい歯の奥にフィルムを入れてレントゲン写真を撮りますが、これだと歯の表裏にある骨と歯が重なり、さらに数本ある歯根も重なってしまい正確な診断が出来ません。実は、歯科医師が構造物を想像しながらレントゲン写真を読んでいるのです。CTは、断層撮影と言って画像を通常0.5~1mmに薄切りして、さらに縦横斜めに角度を自由に変えて読むことが出来ます。これだと構造物が重なることなく現実に限りなく近い画像として読むことが出来るのです。これで歯根の形や重なって見える根の神経も一本一本確認して治療に望めます。一度ご自分の歯の神経治療の時に確認してただけると歯牙ってこんなに複雑な形になっているんだってびっくりすると思いますよ。




マイクロサージェリー(外科的歯内療法)

歯髄が感染を起こし、歯牙を支えている骨まで炎症が及ぶと根管治療を行っても治癒しない場合、被せものを除去出来ない場合、また不完全な根管治療など、かつては抜歯するしか無いケースが多かったのですが、今日では外科的に歯内療法(根管治療の総称)を行うことで抜歯せずに歯牙を残せる可能性があります。歯牙の中からの治療が限界なら外から治療しようということです。根の病巣は歯の根の先端3mmに集中しています。麻酔をして歯肉を切開し骨に小さく穴を開け根の先の病巣を摘出します。根の先3mmを切断し、さらに根の先から3mm穴を形成してMTAセメントという頼りになるセメントを詰めて糸で切開部を縫い合わせて終了です。


しかしながら、肉眼下で行うことは感染物質の取り残し、不確実な処置で終わってしまい、結局再発のリスクも高いのが現状です。このマイクロサージェリーは、歯科用顕微鏡下にてマイクロ用器具を使用することでより精度の高い手術が可能になります。顕微鏡使用なら切開もメスで小さくきれいに行え、小さな手術部位もマイクロ用ミラーを使い大きく見られ、病巣の取り残しを無くせます。切開部を縫う場合も極細の針と髪の毛より細い糸を使用するので、切開部も縫った跡も目立ちにくく、抜糸も約3日ほどで行えます。たとえばカミソリで切った傷と包丁で切った傷では、カミソリの方が早くきれいに治ることでお解り頂けると思います。若干の腫れと術後の痛みが伴うことも有りますが、お薬を処方します。

マイクロサージェリー(外科的歯内療法)
院長日記